小夜啼鳥のはなし [ことば]
小夜啼鳥をGoogleで検索すると、以下の検索結果があちこちに散見される。
>サヨナキドリは、スズメ目ヒタキ科に属する鳥類の一種。
>西洋ウグイスとも言われるほど鳴き声が美い。
>別名、夜鳴鶯(ヨナキウグイス)や、墓場鳥と呼ばれることもある。
墓場鳥はひどいなあ、と思って調べていると、どうも朝夕を問わず薄闇で好んで鳴くらしい。
なので、ホラー映画の効果音としてのある種の地位を持つらしい。
個人的に、なんとなく釈然としない。
ドイツのWeb site なのかな?
あらゆるテキストを小夜啼鳥の声に変換して音声出力する所があるらしい。
変換した音をダウンロードすることもできるともある。
行ってみると、すごい技術だなあって思ったり、へえって思ったりする感じです ^^
nightingale songs→
あのようなチロチロ鳴く声を聞く分には、ホラーっぽいものなんて感じないなあ。
ヨーロッパの大森のなかに立たないと、そうは思わない物かもしれません。
小夜啼鳥は、様々なものがたりに登場している。
例えば、グリム童話「夜うぐいすとめくらとかげの話」や、アンデルセン「小夜啼鳥」 がある。
「夜うぐいすとめくらとかげの話」(Von der Nachtigall und der Blindschleiche )あらすじ→
「小夜啼鳥」(NATTERGALEN)→
「小夜啼鳥」は、なんというか、つまり看護の力を彷彿とさせる何かを含んでいるように思う。
中国の歌の「夜来香」の原詞にも「夜鶯」として登場するが、これもいい感じだ。
しかしながら、「夜うぐいすとめくらとかげの話」はいけません。
個人的に、あまりのやり切れなさに、滅多打ちにあったような疲れを感じた。
アンデルセンとグリムという巨頭が同じ鳥を違うキャラクターに仕立てている点もおもしろい。
これはこれで一個の話題として扱いうるところである。
この話題に添った曲がないかと思った。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
ジャズのスタンダードの名曲で、ここにくわしいです。
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