SSブログ

再建の名手とは、坪内か早川か [看護おぼえがき]

20100717hayakawatanezou.jpg.jpg坪内 寿夫

ちらも名人だが、キャラクターに相当な隔たりがある。
良くも悪くも、早川は坪内より映画の主人公になりにくい。


が病院はただいま再建中です。
とはいえ、経営は黒字だそうで、そちらの意味ではありません。
旧建物をとりこぼち、新館を次々建てています。

    余談ながら【とりこぼつ/取り毀つ】の意味は以下にあります。
      とりこぼつ→[本]
    住み慣れた家屋や工場を取り壊すときに使ったりします。

その昔、敷地内に次々建て増し建築をしたものですから、初見では誰しも「迷路みたいだ」といいます。
その時代時代の建築基準に合わせて、それなり程度の普請です。
そのため、建物同士の床の高さが50~100センチも違っていて、スロープになっています。
この度つながった最新館とわが中央館とも床差があり、体感で55度のスロープがあります。
やれやれ(´・ω・`)


いって、これが当院の運営者の責任なのかどうか。
親会社のグループ傘下の建設会社にやらせるという方式が、責任のありかを曖昧にして、
だれも「こうしたい訳じゃなかった」という思いを持ってしまうようなモンが建ち上がったに違いない。

わが病院の理事長は切れ者です。
大学病院の教授だったのをやめて来てもらっている。
年は若い。おじいちゃんとおじさんの間くらいだ。
この人は周囲の病院のエライ方々とともに、病院生き残り戦争のまっただ中にいる。
自分の描く改革と、下から出てきた改革案を折衷しているところである。
下からというのは、たとえば我らが看護部もそのひとつだったりします。


のような前線で戦う能しかない一兵卒とって、上手くないと思う改案が目立つ。
なにか具体的な、たとえ話をあげることはできない。

坪内 寿夫では、ついて行ける気がしない。
早川 種三では、ちょっとだけ心許ない。
企業立の病院というのは、当たり前にはならないようだ。


    早川 種三(はやかわ たねぞう 1897年6月6日~1993年11月10日)wiki→[本]
    坪内 寿夫(つぼうち ひさお   1914年9月4日~1999年12月28日)wiki→[本]


 


nice!(1) 
共通テーマ:健康

nice! 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。