PowerPoint 覚え書き [看護おぼえがき]
さ
て、パワーポイントのことである。
私は、こういうソフトウエアとか、パソコンっていうハードウエアとかの使い方は一応学校で習った。
その説明はあっさりしたもので、たかだか数分程度の、教員によるやっつけ仕事であった。
まあ、こんなことは、どこでもよくある話らしい。
以下は、当時のメモを見ながら、走り書きだったものを、おぼえ書き程度に直そうという感じです。
パワーポイントでの発表は、「文章少なく画図多し」が基本みたいです。
つめ込みすぎるな、といったところでしょうか。
パ ワーポイントの文章構成の基本は以下のようになる。
パワーーポイントの文章構成
・01. タイトル
・02. 要旨
・03. はじめに
・04. 研究目的
・05. 研究方法 (対象と方法)
・06. 結果 (図・表・グラフ)
・07. 考察
・08. 結論
・09. 文献
・10. 謝辞
絶対ではないが、これは論理的な順序というものらしく、守っておいたら無難であろう。
上記の基本構成を、それぞれどの程度のボリュームに仕上げるか、というと以下となる。
パワーーポイントの仕上げのボリューム
・要旨+はじめに+研究目的+研究方法 =20~30%
・結果(+考察) =60~70%
・結論 =10%以下
文章構成の詳細
【タイトル】
ポイント→ 遠くから見えて目を引く物に
(1)発表演題名
(2)研究発表者名・共同研究発表者名
(3)所属施設名
・タイトルには、多くの場合 、上の3つを書く。
・発表者の顔写真や施設ロゴを入れてもよい。
・施設名は抄録やプログラムに完全な形で掲載されているから、短縮して表記してもよい。
【要旨】
ポイント→ 発表の全体像を提示するが省略も可
・研究発表全体の内容についてのあらましを整理して書く。
・ただし、要旨は結論と内容が同じになるので、絶対に盛り込まなくてはならないものではない。
【はじめに】
ポイント→ 簡潔に
・研究の背景や意義、研究の動機をわかりやすく示す。
「何を明らかにしようとした研究か」など研究の目的を明確に提示する。
・基本的には、観衆が研究に対する予備知識を限られた時間の範囲で持てる程度に抑える。
・「はじめに」の構成
研究目的 :研究動機+研究意義
研究の背景 :いままでの研究成果
わかっていること・いないこと
研究成果 :本研究の、目的の達成度
貢献 :本研究結果の意義
【研究目的】
ポイント→ 「目的」と「結論」を見れば発表内容の全体像がわかるように
・研究の動機と研究意義を簡潔に記すことで、発表の内容が鮮明でわかりやすいものになる。
【研究方法】
ポイント→ 図や写真もうまく利用する
・研究の信頼性を得るために、できるだけ正確に研究方法を記載する。
・既存の研究方法なら、文献を示す。
・新規の方法なら、図や写真、フローチャートなどで示す。
一目で研究方法を理解できるように工夫する。
・結果を得た道筋を説明し、研究の信頼性を裏付けるだけの十分な情報を盛り込む。
・データやアンケートを収集したものの場合、データの分析方法についても書く。
詳細な説明が必要となる。
【研究方法の構成】
ポイント→ 方法について大事な部分をまとめて掲載する
・研究期間
・研究対象
・研究方法
・データ収集方法
・データ分析方法
・倫理的配慮
【結果】
ポイント→ 図・表・グラフを中心に視覚に訴える
・発表内容における、もっとも多くの割合を占めるのが結果である。
「結論」と「主張」の根拠となる重要なデーターを示す。
・パワーポイントでの発表は「見てもらう」ものなので、難しくすることは避け、
観衆が「データが示す物は何であるか」を理解しやすいように視覚で提示する。
・文章は過去形中心で書く。 自分の研究データについてはすべて過去形で書く。
・一般に周知されている事実や、先行研究・引用文献の内容は現在形で書く。
【考察】
ポイント→ 「結果」の中に解説として入れる
・パワーポイントは、主に表や図を使用して研究結果と研究者の主張を示すものである。
考察に多くの文字を用いることはできない。
・表や図を用いる中で「結果・考察」として簡潔にして、「結果」の解説にとどめる。
・「考察」は、自説と他説を区別して書かなければならない。
自説は過去形、他説は現在形で必ず書く。
【結論】
ポイント→ 簡潔に目立つように
・研究結果から導かれる「結論」は、観衆を理解へ導くものでもなければならない。
簡潔・明瞭に記述する。
・字数を抑え、目に付きやすいレイアウトにする。
【謝辞】
ポイント→ その他の研究発表協力者名は「謝辞」のスライドを用意して書く
・共同研究者名はタイトルに書く。
・礼文のため敬意を示し「です・ます調」で書く。その他の文章は「だ・である調」で書く。
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